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梅雨の季節ですね。
すでに今月は雨が多く天気が不安定なため、色々な悩みが起りやくなってきます。特に多くの人を悩ませているのが、体調の変化。

天候での気温や気圧、湿度などの気象条件の変化が、様々な症状の変化の引き金になる病気は“気象病”と呼ばれ、実はれっきとした学術用語なんです。

気象病の一番の原因は“ヒスタミン”。雨になると、気圧が低下することは「あなたも影響されてる!? 雨の日に落ち込むホントの原因」でもご紹介しましたが、ヒスタミンのせいで様々なトラブルが起こってきます。

今回は、そのトラブルを詳しく見ていきましょう。

■1:血圧低下

ヒスタミンには血管を拡張させる作用があります。血管が拡張すると、血圧が下がります。

■2:むくみ悪化

ヒスタミンには血管から水などを周辺に滲出させてしまう作用があります。滲出が多くなると、余分な水分などが溜まってしまい、むくみが発症します。

また、血液が漏れることでも血圧が急低下し、身体がバランスを取ろうとした結果、身体の各部が大気を押し返そうとします。この時、ひとつひとつの細胞が膨張ぎみになってしまいます。

■3:痛み増加

細胞が膨張することで、神経と周囲の器官が触れやすくなるため、痛みに過敏になると考えられています。

また、血行不良とむくみも手伝って疲労物質が溜まり、体液のカルシウムイオンが薄まって筋肉や神経が過敏になることでも、痛みが増してしまいます。

■4:パニック状態

低気圧で酸素分圧が低いため、副交感神経が優位になるのですが、ヒスタミンの作用で交感神経へ逆の指令が出てしまい、自律神経失調状態(パニック状態)になります。

これら対処法としては、お風呂が非常によいと考えられています。お風呂で、溜まった水分や疲労物質を出して、血行促進することでさらに老廃物もでやすい状態になります。

また、身体を圧迫するような服装は避けたり、マッサージなどもしたほうが良いです。

これからの時期、女性の大敵であるむくみを始め、いろいろな不調が出てきますのでゆっくりお風呂に浸かって、トラブルを予防してみてくださいね。