猛威をふるうインフルエンザにご注意を

連日のニュースでも取り上げられているようにインフルエンザが猛威を振るっています。早めの対策で健康にインフルエンザの流行期を乗り切りましょう!

こんにちは。

日ごとに寒さが厳しさを増し、朝寒くて布団からなかなか出られない…という方も多いのではないでしょうか。

毎年この時期になると猛威をふるうのがインフルエンザ。連日ニュースで取り上げられていますが、感染者数が警報レベルを超え、医療機関や高齢者施設で集団感染が発生していたり学級閉鎖する学校も増えてきているようです。医療機関を受診した患者数が前週から3倍近くにも増えたという報道もあります。
外から帰ってきたら手洗い・うがいを徹底する、人混みの中ではマスクを着用する、人混みへの外出を控えるなど予防に努めるのはもちろんのことですが、抵抗力を高めてウイルスに負けない体づくりを心掛けたいものですね。

そこで今回はインフルエンザ対策にもなる食材についてご紹介いたします。

ビタミンAを多く含む緑黄色野菜

ビタミンAを多く含む緑黄色野菜

①緑黄色野菜(ブロッコリー、カボチャ、ピーマン、ニンジン)
インフルエンザ予防にはウイルスの侵入を防ぐビタミンAを多く含む緑黄色野菜が効果的。ビタミンAは皮膚や免疫機能を維持するほか、粘膜を健康に保つ働きがあります。

お野菜は皮やその付近に栄養がたくさん詰まっています。また、自宅では捨ててしまいがちなタネは体内の水分の代謝をよくする働きがあるそう。実、皮、タネをまるごとおいしくいただき、野菜の持つ栄養をしっかり体に取り入れてウイルスに負けない体づくりをしましょう。

②ヨーグルト

インフルエンザにかかりにくい体をつくるには腸内環境を正常に保つことが重要になってきます。腸内環境を整えることで免疫力が高まるそう。

そこでおすすめなのがヨーグルトです。発酵食品であるヨーグルトを意識して摂ることで良好な腸内環境にすることができます。栄養の宝庫とも言われるバナナやミカンなどのフルーツをプラスするとさらに免疫力アップが期待できますよ!
ヨーグルトはちょっと苦手…という方はキムチや納豆などの発酵食品でもOKです。

③紅茶

緑茶や生姜湯やココアなど、寒い冬におすすめの飲み物はたくさんありますが、その中でもインフルエンザ対策として飲みたいのが紅茶。最近の研究結果によりますと、紅茶は他の飲み物に比べてインフルエンザウイルスを無力化する能力が高いそうです。これは紅茶に含まれるテアフラビンと呼ばれるポリフェノールの一種がインフルエンザウイルスに直接作用してウイルスの働きそのものを止めてしまうため。なんと従来型や新型を問わず、すべてのインフルエンザウイルスの感染力を阻止するそうです。

冬の寒い季節には冷たい紅茶を飲むよりも心も体もあたたまるホットティーがおすすめです。また、ミルクティーではその効果が減ってしまうとのこと。ミルクに多く含まれるタンパク質がテアフラビンを取り込んでしまい抗ウイルス作用が弱まってしまうそうです。レモンティーやストレートティーは効果的だそうですよ。カフェインレスの紅茶でもインフルエンザウイルスを無力化する効果は変わらないことが確認されているようです。小さなお子様や妊婦さんにはカフェインレスの紅茶が安心ですね。

いかがでしたでしょうか。

特にヨーグルトや紅茶のような身近な食品がインフルエンザ予防になるとは驚きです。調理を必要とせず簡単に予防に繋がるのも魅力ですね。皆さんも毎日の食事から手軽にインフルエンザ対策をしませんか。
食事以外にも、疲労やストレス、睡眠不足などで体力が低下している時はインフルエンザウイルスに対する抵抗力も低下しているので注意が必要です。

仕事や学業に忙しい時期かもしれませんが、しっかり体を休めて体力を回復させることでインフルエンザにもかかりにくくなりますよ。
健康にこのインフルエンザ流行期を乗り越えて、暖かい春を迎えましょう!