ぽっこりお腹の原因は?!

こんにちは☆★☆

リモートワークや長時間のデスクワークが増えたことによって、お腹周りに悩みを抱える人が増えたと耳にします。

皆さんはいかがでしょうか?

ぽっこりと前に出た下腹は、特に中年以降に急激に増える現象です。

男性や女性、また色々な生活スタイルによっても原因や改善方法は違います。

今回は、ぽっこりお腹の原因と改善方法についてご紹介します。

原因① 骨盤の歪み

骨盤が歪んでいると、上半身と下半身の血液循環がうまくいかず、水分がお腹周りやお尻、太ももにたまりやすくなり、むくみやセルライトも引き起こしてしまいます。

女性の骨盤は歪みやすく、妊娠・出産はもちろん、生理前のホルモンバランスの乱れや日常生活の癖によっても歪みが発生します。

常に足を組む癖がある方や、重いカバンをいつも決まった方の肩にかける癖がある方などは注意です。

これは無意識にしてしまっている場合もありますので、気付いたらなるべく意識して変えていくことが大切です。

また、長年デスクワークをしている方や特定のスポーツのトレーニングをしていた方も、身体の一部に負荷がかかっています。

その負荷によって太ももや腰、肩などの筋肉が硬くなり、骨盤をアンバランスに引っ張っている場合があります。

骨盤が左右どちらか、あるいは前後どちらかに傾いていることで体全体のバランスも歪み、内臓の位置が下がっているケースも多くあります。

骨盤が歪むと、骨盤に連動している筋肉がうまく稼働せず、さらに内臓が下がることで下腹部がぽっこり出た状態になっていることが考えられます。

原因② 姿勢・筋力不足

日常生活や仕事での姿勢が悪い方や、筋力がなく正しい姿勢を保つことができない方も、お腹が出やすい傾向があります。

背中が丸まった姿勢(いわゆる猫背)や反り腰、顎を前に突き出す座り姿勢、太ももをあまり動かさない歩き方などは、筋肉が衰えている方の特徴です。

ハードな運動をする必要はありませんが、日常生活で良い姿勢を保てるように主軸となる筋力はつけておきましょう。

腹直筋や背筋、骨盤底筋などの衰えは、内臓を支えきれずにお腹がぽっこりと出てしまう原因になります。

また、筋肉の衰えのほか、ずっと同じ姿勢を続けて負担をかけることで、筋肉が固まって伸び縮みができなくなっている場合も同様です。

これらの筋肉は丹田(たんでん:へその下の辺り)に力を入れ、腹式呼吸を意識するだけで鍛えられます。

女性にとって大事な臓器である子宮も支えている筋肉ですから、日頃から意識して内臓下垂を抑えることが大切です。

原因③ 便秘

腸が何らかの理由で活発に働くことができず、お腹の中にガスや便が溜まってしまい、ぽっこりとお腹が出てしまう場合があります。

便秘は主に、水分不足や不規則な生活、ストレスによって大腸の蠕動(ぜんどう)運動が正常に行われないことが原因と言われています。

水分が足りないと便は固くなり、腸の中をスムーズに移動できずに詰まりやすくなってしまいます。

不規則な生活やストレスは、大腸の運動機能を低下させてしまいます。

大腸内の便が定期的に排出されないと、どんどん溜まっていき硬くなって便秘を引き起こします。

特にストレスは自律神経のバランスを乱してしまうので、無意識に大腸へ影響してしまい、慢性的な便秘の原因となってしまいます。

また、腸内環境のバランスが乱れて悪玉菌が増えてくると、異常発酵により有毒ガスが発生し、代謝が衰え老廃物が溜まりやすくなります。

アルコール類をよく飲む人は腸内環境が乱れやすく、お腹周りに脂肪も溜まりやすいので注意しましょう。