おやつの時間が「3時」の理由は?適量のおやつは身体に良い!

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おやつの時間といえば「3時」。
仕事の合間に小腹が減った時に食べるおやつの時間、子供が保育園で食べるおやつの時間。きっと皆様も知らずのうちにその言葉を使っていたのではないでしょうか?

では、「3時のおやつ」とは、いつから言われるようになったのでしょう。

今回は「3時のおやつ」にまつわる知識や適量などのポイントに合わせて、北海道のお菓子屋がおすすめする「おやつ」をまとめていきます!

おやつを3時に食べる理由は語源にある

「3時のおやつ」と言われるようになったのは、諸説ある中でも江戸時代頃の説が有力とのこと。
午後2時~4時までの時間のことを江戸時代では「八刻(やつどき)」と呼んでおり、その時間帯に食べる「おやつ」を「御八つ」と呼んでいたそうです。

当時、食事は1日2食と決められていましたが、朝と夕の間の体力維持として、休憩を挟みながら軽食をとっていたとのことです。

八刻に食べていたことから、「八つ」が丁寧語となった「御八つ」と呼ばれ、時代が進む中で「3時のおやつ」が定着していきました。

「3時のおやつ」が身体にいい3つのポイント

先ほど体力維持のために食べる、と記載しましたが、3時のおやつが身体に良いと言われているポイントはその他に3つあります。

1)脂肪として溜め込みにくい

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私たちの体の中には体内時計をコントロールする「BMAL1(ビーマルワン)」というたんぱく質があります。
「BMAL1」は、脂肪を貯め込む働きがあり、1日を通して一定のリズムで働きが増減します。

リズムとしては、日が出るにつれて減少し日が落ちるにつれて増加するため、最も働きの減る午後3時頃が間食をする時間に適しているとされているのです。

反対に、午後19時以降から徐々に働きが増えるため、夜に間食を摂ると脂肪として溜め込まれやすく、太る原因と言われているんですね。

2)糖質が素早くエネルギーとなる

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糖質は、摂取してからエネルギーに変わるまでが最も早いと言われている栄養素です。

普段仕事をしていたり、身体を動かしていたりすると「甘いものが食べたい・・・」と思うこと、ありませんか?
脳や体を動かすためにはエネルギー源が必要ですが、糖質が含まれている甘いものを食べることで即エネルギーになり、頭が冴えるように感じるとされています。

もちろん食べすぎは禁物!!どのくらいが適量なのか?については後ほどお伝えします♪

3)息抜きや気分転換になる

仕事や勉強などでずっと集中していると疲れてしまいますし、集中力は長くはもちません。
特にお昼ご飯を食べた後ってどうしても眠くなってきてしまうものです。

そんな時におやつを食べて一呼吸おくことで、息抜きや気分転換になり、また頑張ることができるのではないでしょうか?

身体のことを気にするとつい控えがちになるおやつですが、食べることで身体にいいこともある、ということを忘れないでくださいね♪

おやつを食べる時に心掛ける2つのポイント

1)食後のデザートには気を付ける

ご飯の後についつい食べてしまうのが食後のデザートです。
先ほど説明したたんぱく質「BMAL1」が日中に減少しているとはいえ、食後のデザートを食べてしまってはNGです。

単純にカロリーと糖質を過剰摂取してしまっているだけになります。

大切なのは時間とトータルのカロリー。
ご飯のあと2~3時間あけて、適量のおやつを食べるように心がけましょう。

2)おやつのカロリーは約200㎉を目安にする

適量のおやつってどれくらい?という疑問ですが、一般的に間食のカロリーは「200㎉」を目安にするのがよいと言われています。

大人も子供も同様、年齢や運動量によって1日の適切なカロリー摂取量も変わってきますので、おやつだけでカロリーを摂りすぎないことが大切です。

3時のおやつを食べて身体も気分も元気になろう!

諸説ある中で「3時のおやつ」の由来は江戸時代頃の午後2時~4時までの時間のことを指す「八刻」という言葉が有力とされています。

3時のおやつは適量食べることで身体にも負担がかかりません。
疲れているとき気分転換に軽くおやつを食べてリフレッシュ。そんな時間もあってよいのではないでしょうか?