秋刀魚🐟

サンマにはたくさんの栄養が含まれています。 
必須アミノ酸をバランスよく含んだ良質のタンパク質や貧血防止に効果のある 鉄分、粘膜を丈夫にするビタミンA、また骨や歯の健康に欠かせないカルシウムとその吸収を助けるビタミンDも多く含んでいる。
今話題の頭の良くなるとわれているDHAには下記の表の効能以外にも中性脂肪や悪玉コレステロールを減らす効果があり、体系の気になる方、育ち盛りのお子さんからお年寄り、閉経後の女性とまさに老若男女に効果的な万能の食材と言えます。

また、サンマに付き物の大根おろしには、焼き魚のこげ部分の発ガン物質を
分解する酵素(アミラーゼ)が含まれており合わせて食べるとまさに一石二鳥です。


①血合い

サンマをさばいた時に見える赤黒い血合い。血合いが赤いのは、ミオグロビンというタンパク質が多く含まれているためです。この血合い部分にはミオグロビンの他にも鉄が豊富に含まれており、貧血対策に役立ちます。

②内臓(はらわた)

サンマは胃をもたない無胃魚であり、内臓の苦味が少ないのが特徴です。新鮮なサンマであれば、はらわたも加熱調理で問題なく食べることができます。はらわたにはナイアシンやカルシウムが多く含まれているため、取らずに食べたいものです。

③皮

サンマのビタミンB2や脂質(DHAやEPA)は、身より皮に多く含まれます。焼きサンマを召し上がる際は皮も残さず頂くようにしましょう。サンマは焼くと脂が染み出ます。栄養価的にはもったいないので脂も丸ごと食べたいところではありますね。

大根おろしとの相性

サンマには大根おろしを添えて食べるのが定番ですが、実は栄養学的にもぴったりな組み合わせです。サンマは血液中の余分なコレステロールを減らす作用を持つ不飽和脂肪酸が豊富な食品。大根おろしには食物繊維が豊富なので、サンマと組み合わせる事でコレステロールの排出をより促します。 また、大根にはジアスターゼやカタラーゼ、オキシターゼなどの消化酵素が含まれます。これらの消化酵素は、胃もたれを防止したり、焼き魚の焦げに含まれる発がん性物質を解毒する働きがあるためガン予防にも効果的です。このことからもサンマと大根おろしの相性は最強と言えるでしょう