骨盤がズレるとどうなる?

骨盤の歪みによって身体に与える影響は、大きく以下のふたつに分かれます。

・身体の不調
・体型や姿勢の崩れ

それぞれどのような症状が出るのか説明します。

身体の不調

骨盤の歪みによって、以下のような身体の不調が現れます。

・腰痛
・肩こり
・むくみ
・冷え症
・生理痛
・生理不順

骨盤が歪むと体を支える筋肉が弱まり、肩や腰の筋肉に負担がかかるため、肩こりや腰痛などの症状が現れます。

また、骨盤が歪むとリンパの流れが滞り、むくみやすくなったり、冷え症になったりすることがあります。女性の場合、子宮への血流の低下を招くこともあり、生理痛や生理不順を引き起こしてしまうことがあるので、要注意です。

体型や姿勢の崩れ

骨盤の歪みによって体のバランスが崩れてしまい、体型や姿勢が崩れるデメリットもあります。筋肉のバランスのつき方にも影響が出やすく、左右のどちらかに脂肪や筋肉がついてしまって身体のバランスが悪くなるケースもあるのです。

主な症状としては、以下のとおりです。

・O脚
・X脚
・下半身太り
・下腹が出る
・猫背
・反り腰

骨盤が歪んでいると、身体に良い影響はありません。骨盤の歪みを放置しておくと痛みが慢性化するおそれもあるので、日頃のチェックが必要です。

骨盤はなぜ歪んでしまうのでしょうか。これにはさまざまな原因があります。誰でも骨盤が歪んでしまうおそれがあるので、原因について知っておきましょう。

1.日常生活の癖

日常生活のちょっとした癖は、骨盤が歪んでしまう原因となります。たとえば、いつも同じ側の肩で荷物を持つ、片足に重心をかけて立つことが多い、座るときに足を組むなどです。何気なくやってしまう癖なので、注意していないと直すことが難しいでしょう。

また、ハイヒールを履くことが多い人は、膝や股関節に負担がかかりやすく、骨盤の歪みにつながりやすいです。特にハイヒールを履いて長時間立っていることが多い人は注意が必要です。

ほかにも、うつ伏せ寝が癖になっている人は、腰周りの筋緊張が出やすくなるので、骨盤も歪みやすくなります。

2.運動不足による筋力低下

運動不足による筋力低下も骨盤の歪みの原因になります。

骨盤には前後左右、浅層から深層まで多くの筋肉が付着しているため、これらが衰えて身体を支える筋力が弱くなると、正しい姿勢をとることが難しくなるのです。その結果、骨盤が傾きやすくなったり、日常生活の癖による歪みが出やすくなったりします。

普段から運動習慣をつけて、骨盤の維持に努めるようにしましょう。

3.妊娠や出産による身体の変化

女性の場合、妊娠や出産によって骨盤がずれることも多いです。妊娠によりお腹が大きくなると身体の重心がずれ始めます。そうなることで胎児や胎盤を支える骨盤にかかる負担は大きく、痛みや歪みが生じやすくなるのです。

出産で開いた骨盤は数カ月かけて元に戻りますが、筋力が低下していると正しい位置に戻りにくくなります。結果的に、骨盤が歪んだままの状態で過ごすことになってしまうのです。

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まだ試されたことのない方、気になる方は是非🎵