プラセンタとは!?

プラセンタって?何からできているの?

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プラセンタ(placenta)は「胎盤」という意味で、美容では、ほ乳類の胎盤より抽出された胎盤エキスのことをよんでいます。

動物番組で、出産後にほ乳類の母親が自分の胎盤を食べているシーンを見たことはありませんか?これは血液のニオイを消すという目的以外にも、胎盤に含まれる栄養を摂取し母体の回復を促すためとも考えられています。つまり、それほど胎盤は栄養価が高いということになのです。

胎盤は、母親と胎児の栄養の交換の場として、母体から胎児へ生きるための栄養、そして成長には欠くことのできない大事な栄養素を送る役割を担っています。そのため、胎盤には生命維持と成長に必要な三大栄養素であるタンパク質、脂質、糖質や、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、核酸、酵素、成長因子といったあらゆる栄養素が含まれているのです。この豊富な栄養のかたまりである胎盤から有効成分を抽出したものがプラセンタになります。

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プラセンタの原料はおもに「ヒト」「ブタ」「ウマ」などのほ乳類の胎盤からできています。

プラセンタの効果、効能とは?

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プラセンタには三大栄養素だけでなく、タンパク質を構成する元のアミノ酸や、身体の働きを活発にする「生理活性成分」のひとつ、ビタミンやミネラル・酵素・核酸、また細胞の新陳代謝を促してくれる成長因子といった成分が含まれています。

これらの成分はヒトの身体を構成するには欠かせない成分であり、身体の生理活性を高めることによって、新陳代謝の促進、自律神経・ホルモンのバランス調整、免疫力・抵抗力の強化等の作用を持つとされています。そのためプラセンタには、以下のような効果があるといわれていて、医療だけでなく美容や育毛にも使われています。

・ホルモンのバランスを整えて、自律神経の働きを正常にする
・新陳代謝を高める
・免疫力を高める
・抗炎症作用
・抗アレルギー作用

プラセンタの美肌効果とは?

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プラセンタの効果はさまざまありますが、その中でも皮膚に与える効果を美容面から見ていきましょう。

新陳代謝をよくすることでお肌のハリを保つ

プラセンタはシワやたるみをなくして、美肌にする効果があるといわれています。シワができる原因の多くは、「表皮の乾燥」と「真皮層の劣化」です。

皮膚は表皮層・真皮層・皮下組織の3層でできており、真皮にある線維芽細胞がコラーゲンやエラスチンなどを生成し、コイル状の弾力繊維層を構成しています。
この弾力繊維層が柔軟だと、その上にある表皮層もハリを保つことができます。ところが、紫外線や加齢、活性酸素が増加することによって、真皮の線維芽細胞は減ってしまい、働きが弱くなってくることでコラーゲン等がうまく生成されなくなって、肌のハリや潤いがなくなってしまうのです。

プラセンタに含まれる成長因子のFGF(線維芽細胞増殖因子)は、真皮にある線維芽細胞を増殖させ、新陳代謝を上げることで、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生成を高めてくれます。

ビタミンCで乾燥防止

プラセンタに含まれるビタミン、とくにビタミンCは、線維芽細胞が活発に働くことを助けます。さらに、同じく含まれるアミノ酸は表皮層を構成する角質内の天然保湿因子の主成分であり、乾燥を防ぐ効果もあるといわれています。

そのほかにも、プラセンタの成分である核酸も細胞の新陳代謝を高めてくれる栄養素になります。これらの成分が作用するため、プラセンタは美肌効果があるといわれているのです。

プラセンタを効果的に摂る方法とは?

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摂取方法には「経口摂取」・「注射」・「塗布」があり、その中で1番効果的といわれているのは、注射による直接の成分の注入で、即効性があるといわれています。

経口での摂取、サプリメントなどでの摂取については効果を証明するエビデンスは少ないようですが、それでもその効果を示した研究結果もあります。もし、サプリメントでの摂取をするのであれば、効果的なタイミングは就寝前といわれています。

皮膚の細胞は一定のサイクルで新しい細胞に生まれ変わりますが、皮膚をはじめとした身体の修復や成長は就寝時にされるため、就寝前がいいといえるのです。

桜こまちで取り扱いしておりますプラセンタは馬の中でもサラブレッドのみの馬のプラセンタになります。