玄米デメリット

玄米のデメリットと危険性|毎日食べるのはダメ?

玄米のデメリットと危険性|毎日食べるのはダメ?

玄米には、白米にはないさまざまな栄養素や効果も期待できる一方、玄米デメリットには以下の4つのデメリットが考えられます。

玄米のデメリット【1】ヒ素が気になる?

玄米のデメリットに関するウワサの一つが「玄米にはヒ素が多く含まれている」というモノ。 実際に農林水産省の調査で、玄米は白米(精米)よりも多くのヒ素を含むことが分かっています。

しかし、それと同時に食品安全委員会からは「日本において食品を通じて摂取したヒ素による健康影響は認められておらず、現状に問題があるとは考えていない」との報告も出ています。

バランスの良い食生活を心がけていれば、玄米のヒ素について心配する必要はないでしょう。

玄米のデメリット【2】まずいと感じる人も

「玄米が健康に良いのは分かるけど、味がわるいくて続けられない…」 という声もちらほらと耳にします。

まず前提として、玄米には皮(糠・ぬか)が付いているため白米と同じ食感を求めるのは酷ですが、炊き方を見直すことによって、美味しさをアップさせることは可能です。

例えば、炊きあがりの玄米がぼそぼそするなら浸水時間や水の量が不足しているのかもしれません。 逆にべちゃべちゃするなら、水の量が多すぎるのかも。

また加熱時間の不足は、ぼそぼそとべちゃべちゃ、両方の原因になります。

そして玄米のニオイが気になる場合は、いつもより念入りに洗米したり、鮮度の良い玄米を使用することで問題を解決できるかもしれません。

玄米のデメリット【3】消化が悪い

玄米には白米の6倍もの食物繊維が含まれています。

便秘の予防をはじめとする整腸効果や血糖値上昇の抑制など、多くのメリットが明らかになっている食物繊維ですが、食べ過ぎは禁物。

食物繊維が消化吸収されずに大腸まで達する栄養成分ということもあり、人によっては、白米から玄米に切り替えたタイミングでお腹が緩くなることもあるようです。

消化の悪さが気になる場合は、いつも以上によく噛んで食べるか、玄米を熟成させて作る「酵素玄米」にして召し上がることをおすすめします。

玄米のデメリット【4】残留農薬

栽培時に使用された農薬がお米に残ってしまう残留農薬は、精米することで8割は取り除けると言われています。 玄米にはそれだけ多く農薬の成分が残っているということですね。

日本はヨーロッパなどに比べ、残留農薬への基準が甘いというのも事実。栽培地や使用された農薬の種類などによって、残留農薬の危険性について一概には言えませんが、農薬を使用せずに育てられた玄米の方か安心してお召し上がりいただけるでしょう。