国際女性デーとは?
1904年、ニューヨークで婦人参政権を求めたデモが起源となり、国連によって1975年に3月8日を「国際女性デー(International Women’s Day)」として制定されました。「国際女性デー」は、女性の社会的、経済的、文化的、政治的な成果を称える日です。
この日は、ジェンダー平等の推進や女性の権利を守るための行動を再確認し、世界中で啓発活動やイベントが行われます。イタリアの「ミモザの日」は有名で、「FESTA DELLA DONNA(フェスタ・デラ・ドンナ=女性の日)」とされ、女性に感謝を込めて、母親や妻、友人、会社の同僚などに愛や幸福の象徴でもあるミモザが贈られています。

日本におけるジェンダー課題
ジェンダー格差
日本はジェンダーギャップ指数で下位に位置し、政治・経済分野での女性の進出が遅れています。特に政治や経営職などで女性が少なく、意思決定の場への参画が十分に進んでいません。
賃金格差
男女間の賃金差も依然として大きな問題であり、同じ仕事に従事していても女性の収入が男性より低い傾向があります。
育児と仕事の両立
女性が子育てや介護などの家庭責任を負う割合が高いため、仕事との両立が難しく、キャリア継続が阻まれることが多いです。結果として、出産や育児で一度退職すると再就職が困難になるケースもあります。
ハラスメント問題
職場や学校でのハラスメントも依然として課題であり、性的嫌がらせや差別的な対応が女性の社会進出の障壁となっています。
これらの課題を克服するためには、法律や制度の整備だけでなく、職場や社会全体の意識改革が求められています。また、男性の育児参加の推進や、働き方改革によって、男女問わず多様なライフスタイルが尊重される環境の整備も重要です。
3月8日は国際女性デー|女性の生き方を考える日
国際女性デーを日本の新たな文化に|HAPPY WOMAN FESTA
社会的ムーブメントを醸成・牽引
日本でも「女性の生き方を考える日」として『国際女性デー|HAPPY WOMAN FESTA』が開催されています。日本におけるジェンダーギャップやジェンダー平等について考え、アクションする日として、「国際女性デー」を日本でも社会的ムーブメントとすべく、全国でに拡大しています。
