こんにちは、スタッフの星野です★☆★
今日は脂肪細胞についてお話します(*^^*)
体内で余ったエネルギーは中性脂肪に変えられ、貯蔵されていきますが、そのままの形で貯蔵されるわけではありません。合成された中性脂肪は「脂肪細胞」と呼ばれる細胞の中に貯蔵されるのです。脂肪細胞は一般的に成人で250~300億個あるといわれており、全身に分布しています。
脂肪細胞はいわば中性脂肪の倉庫みたいなもので、貯蔵する中性脂肪が増えて脂肪細胞に入りきらなくなると、脂肪細胞は分裂して新たな脂肪細胞を作り出します。この状態が進んだものが肥満というわけです。 逆に貯蔵する中性脂肪が減少しエネルギーとして使われていくと、脂肪細胞の数も減っていきます。
脂肪細胞に活力があるうちは分裂を繰り返しますが、肥満がかなり進行してしまうと脂肪細胞に分裂する力がなくなり、今度は脂肪細胞自体が膨らんで肥大化するようになります。このような状態になってしまうと元の状態に戻るのが難しくなってしまいます。ですから、肥満が進行してからダイエットするのではなく肥満になる前に予防することが大切なのです。