シミ・くすみは、美容に不可欠な美しい肌の天敵ともいえます。
まず、シミとくすみができる原因をおさらいしましょう。
シミというのは、カンタンに説明すると太陽の紫外線が大きな原因となっています。
紫外線は肌にとって有害なものです。
その紫外線から、あなたの肌を守ろうとするメラノサイトと呼ばれる細胞が、メラニン色素を作り出します。
そして、そのメラニン色素が肌に残ってしまうのが、シミができる大きな原因です。
くすみは、大きく分けて「血行不良」と「ターンオーバーの遅れ」の2つの原因があります。
「血行不良」は、精神的疲労である疲労・ストレスなどによって引き起こされる血液やリンパ腺の循環が悪くなってしまうこと。
血液・リンパ腺の循環は、お肌の美容には絶対不可欠なもの。
お肌の細胞に酵素・栄養などを送り込んでいるからです。
それらが足りなくなると、肌の新陳代謝が大きく遅れ、お肌のくすみを引き起こすのです。
次に、「ターンオーバーの遅れ」の説明です。
まず、ターンオーバーというのはお肌の細胞が入れ替わる、新陳代謝のことをさしています。
新陳代謝は加齢とともに、ペースが落ちていくことは皆さんご存知かもしれません。
しかし、加齢だけでなく乾燥・肌荒れなどもターンオーバーの遅れを引き起こします。
新陳代謝が遅れると、垢(アカ)となってはがれていくはずの古い角質細胞が、肌に残ってしまいます(角質肥厚)。
この残ってしまった古い角質細胞が肌のトーンを暗くする、くすみの原因です。