こんにちは(^^)

お客様のお話の中でパンが大好き！！毎朝食べてる！
食べると幸せな気持ちになる！♪などお聞きします（＾ω＾）

もちろん、私もその中の１人です。
ただ、パンに塗るバター又はマーガリンは1ｇ9kcalと高いんです。

今日はバターのお話です。

昨年あたりからバターコーヒーがブームになって

バターに対しての認知度がだいぶ高くなりました。

私もバターは好きでよく食べます。

効率の良いエネルギー源だと思います。

でもバターにも色々な種類があるので

ここで少し覚えておきましょう。

バターは優秀なエネルギー源

みなさん、バターがどのように作られているかご存知でしょうか？

バターは牛乳から分離したクリームを練って、

脂肪分を固めた自然食品です。

その歴史はとても古く、紀元前２０００年くらいから

食べられていたと言われています。

主成分は乳脂肪ですが、その他にビタミンA、ビタミンE、

ビタミンD、そして抗酸化作用の強いパルチミン酸など

殺菌効果があり、善玉菌を増やしてくれる

バターにしか含まれていない酪酸が豊富に含まれた

非常に栄養価の高い食品なんです。

またバターには、炭素（カーボン）が４つしかくっついていない

短鎖飽和脂肪酸である酪酸が２〜３割も入っているので、

エネルギーにすぐになりやすいのです。

また飽和脂肪酸は自動的に酸化されないのも特徴です。

脂肪酸については、説明すると

果てしなく長いのでここでは割愛しますね（笑）

バターも質が重要。

バターの原材料である牛乳は牛から搾乳します。

その牛がどんなお乳を出すのか何で決まるかはご存知ですよね？

私たち人間と一緒です。

牛たちがどんな環境で何を食べているのか。

またどんな注射をされているかによって

そのお乳がどんな牛乳になるのかが決まります。

そして私たちの手に入る時にはさらに手を加えられ、

「腐りにくい商品」になっているのです。

残念ながら市場にはそういう牛乳が多く、

それがバターの材料になっているのが現状です。

同じ原材料でも作り方次第では

健康にとって良い食べ物にも悪い食べ物にもなりますし、

どれだけ伝統製法であったとしても原材料が良くなければ、

それは粗悪なものになってしまいます。

ここは押さえておきたい
バター選びのポイント

ではどのようなバターを選ぶと良いのか？

まずは種類から覚えておきましょう。

「発酵バター」「非発酵バター」

「有塩バター」「無塩バター」と

たくさんの種類が出回っていますが、

私が食べるバターは発酵バター。

独特の香りとコクがある発酵バターがおすすめ♡

発酵バターは原材料のクリームを乳酸菌で発酵させたもので、

腸内環境にもいいんです。

ヨーロッパでは発酵バターが一般的。

フランスの焼き菓子、ガレットなどに使用されます。

一方、非発酵バターは乳酸菌発酵させていないため、

ミルクの香りとほんのり甘みがあります。

日本をはじめ、アメリカ、オーストラリアなどは

非発酵バターが一般的ですね。

そして無塩バターと有塩バターはお分かりの通り、

食塩を使用しているか使用していないかの違いです。

発酵バター・非発酵バターどちらにも

無塩・有塩があって料理によって使い分けますが、

無塩バターはよくお菓子に使用します。

ではバターを選ぶ時のポイントをお教えします。

原料がグラスフェッド（牧草飼育）のバターであること。

ちなみにグラスフェッドバターは発酵バターor非発酵バター、

無塩・有塩に関係なくグレインフェッド（穀物飼育）ではなく、

牧草を食べている乳牛の牛乳を原料にしたバターのこと。

グラスフェッドのバターが身体に良いとされていますが、

それは穀物飼育と放牧飼育の違いは原料の牛乳の栄養価の違い。

そして乳牛が放牧されずに牛舎で飼育された穀物飼育とは違い、

放牧飼育はストレスフリーで健康な乳牛といえます。

ストレスは何よりの毒ですからね。

そして牧草も無農薬＆非遺伝子組換えの牧草であることが重要。

しかし日本ではグラスフェッドバターはあまり出回っていないので

私もネットで買うことが多いです。

それでギーを作ったりもしますよ〜。

まだ手に入りやすいもので言えば、エシレバター。

フランスのAOP認証発酵バターですが、エシレバターはグラスフェッドです。

AOP認証というのは、一頭あたりの最低限の牧草地まで決められていて

ストレスフリーの乳牛から取れた牛乳を使用しています。

都内だと成城石井や百貨店の食料品売場で見かけるので探してみてください♪

発酵バターは料理を作る時はもちろん、

食卓に置いておかずにちょっとプラスしたり、

コーヒーに入れたりと適度に摂ってますよ＾＾

まずは糖摂取が一番ですが、油も身体を作る上で大事なものです。