熱中症対策

水分補給が熱中症の悪化につながることも?!

水分補給はしていたはずなのに熱中症になったり、水分補給が逆に症状を悪化させたりすることもある―――?

水分補給が熱中症の悪化につながることも?!高温多湿の屋内外で30分を超える長時間の労働やスポーツなどにより汗を大量にかくと、体内の水分とともに塩分やミネラルも奪われてしまいます。そこに水分補給だけを行うと、血液中の塩分・ミネラル濃度(体内における塩分やミネラルの割合)が低くなり、様々な熱中症の症状が出現します。
つまり、水分だけを補給することがかえって、熱中症の発症へとつながったり、悪化させたりすることもあるのです。
熱中症時の水分と塩分の補給の仕方

熱中症時の水分と塩分の補給の仕方熱中症が疑われるときは、ただ水分を補給するのではなく、塩分も一緒に補給することが重要です。自分で手軽に作れる食塩水もよいでしょう。
目安として、1ℓの水に対して1~2g の食塩を加えます。
さらに、長時間のスポーツなどで失われた糖分を補い、エネルギーを補給するために砂糖などを加えると、水分や塩分の吸収が良くなる上に、疲労回復にもつながるのでより効果的です。
手早く塩分・糖分を一緒に補給できるスポーツドリンクなどによる水分補給もおすすめです。ただし、カフェインの入った飲み物は利尿作用が強くなるので避けましょう。

皆様もお出かけする機会が多いと思いますが、
くれぐれもお身体に気をつけてください。
特に今年は猛暑日が続いているので熱中症対策は万全の状態でのお出かけをオススメします!