入浴30分前に水分補給しておく
汗をかきやすくなるように、入浴の30分前にコップ1杯の水を飲んでおきましょう。
できれば胃腸に負担をかけない、
常温の水
白湯
がおすすめです。
浴室を暖めておく
室温が低いと上半身が冷えてしまって汗をかけないので、浴室は程よく温めておきます。温度は25度程度が理想です。
浴室の暖房がない場合は、湯船のふたを開けておくといいでしょう。湯気で浴室が暖まります。
お湯の温度は38~40度
お湯が熱すぎると身体の表面しか温まらないので、ややぬるめのお湯に入って芯から温めるようにします。
理想は38度くらい、上げても40度くらいまでにしておきます。
お湯の量はみぞおちの辺りまで
お湯の量は、心臓がお湯につからないように、みぞおちの辺りまでにしておきます。
そして、お湯に入ったら両腕もバスタブから出しておきましょう。
肩まで浸かるとのぼせてしまいますし、上半身が濡れると冷えやすくなります。
また、入る時は必ずかけ湯をしてから入ってください。身体が冷えている状態でお湯に入るのは血圧が急上昇する危険があるので良くありません。
心臓から遠い足先からお湯をかけ、浸かる部分(みぞおち)までかけてから入るようにします。
この時も、肩など上半身にはかけないように気をつけてください。
入浴時間は20分~30分
これは目安の時間です。適した時間はその人の体質にもよりますし、その時の体調にもよります。
じんわりと汗をかき始めたら十分からだが温まっている証拠ですから、必ずしも20分以上はいらなくてはいけない、と無理して入る必要はありません。
半身浴は長ければ長いほど良いというわけではありません。それ以上入ると肌がふやけて乾燥肌には良くないということもあるので、目安の時間は守りましょう。
上半身はタオルで保護する
長い時間入っていると、みぞおちから下はまだ良いのですが、上半身、特に肩が冷えてしまいます。乾いたタオルをかけるなどして冷え対策をしてください。
湯船の蓋を閉めて、首から上だけ出しておくと冷めにくいでしょう。ちょっとしたサウナのようですね。
入浴中も喉が渇いたら水分補給
入浴前に水分をとっていますが、入浴中も喉が渇いたらいつでも水分補給ができるように、500mlくらいは水を用意して入った方がいいですよ。
20~30分とはいえ、汗をたくさんかけば脱水症状を起こすこともあるので、必ず水分補給をするようにしてください。
のぼせやすい人は頭を冷やす
半身浴をしたいけど、長く入っているとどうしてものぼせてしまうという人は、水で濡らしたタオルを頭に乗せるとのぼせにくくなります。
冷凍庫に余っている保冷剤などを使うのもおすすめです。短時間なら頭を冷やすのに役立つでしょう。
エアコンや冷たい食べ物、飲み物などで身体が冷えやすく、疲れやすいこの時期だからこそ半身浴でデトックスはオススメですよ!
是非試してみてください!