1月20日 大寒

こんにちは(^^)

1月20日の今日は大寒です。

大寒とは、一年を24等分したものに季節の名前を付けた二十四節気の一つで、「大寒」の読み方は『だいかん』と音読みします。

二十四節気の大寒とは、「一年のうちで、もっとも寒さがきびしいころ」のことをいいます。

【大寒の食べ物】
大寒の時期の食べ物で有名なのは「大寒の卵」です。また大寒に限らず、寒の時期の「寒卵」と「寒の水」は貴重なもので、とても好まれています。

大寒の卵とは、文字通り大寒の日に生まれた卵をいうわけですが、重宝されるのはこれだけではありません。

寒(寒の入り~寒の明け)の時期に生まれた卵も寒卵(かんたまご)と呼ばれて、こちらもやはり人気が高いものです。

大寒の卵や寒卵が好まれる理由は、次の2つです。

栄養分を多く含んでいるため美味しく、保存もきく
金運が上がる
1.は、この時期の鶏(にわとり)の活動が関係しています。

一年のうちで一番寒い時期なので、鶏の卵を産む数も少なくなります。また、寒いために鶏は水分よりも食料を多く取るようになります。

その結果として、産んだ卵の栄養価は高いものとなり、味も濃厚で美味しくなります。

2.は、風水によるものです。

大寒の卵を食べると、その年はお金に困ることがないといわれています。

このように、栄養価が高いことと金運が上昇するということから、大寒の卵・寒卵はとても人気があるのです。

寒(寒の入り~寒の明け)の時期に汲まれた水が寒の水で、これも人気が高いものです。

寒に採水して、産地から直送しているものもあります。

この時期の水は、一年の中でも不純物が最も少なく澄んでいるので、「寒の水は腐らない」といわれてきました。

また、昔から薬として飲むなど、体に良いものとして大事にされてきました。

特に、寒の入りから 9日目の水は「寒九の水」と呼ばれ、貴重なものとされてきました。

寒の水の使い方としては、次のようなものがあります。

・餅をつく
・服薬に用いる
・酒造りに用いる
・布などを晒す

暦の上では最も寒い日である「大寒」。地域にもよりますが、実際1月下旬ともなると寒い日が続きますよね。

あなたの気分に合わせて、大寒の日を楽しく過ごしてみませんか?