夏の冷えから身体を守る秘訣

夏の冷えの特徴は、血行不良に加え、水分の代謝が悪くなること。摂取した水分が体に溜まり、むくみや下痢、めまい、頭痛といった症状を引き起こします。また30代は、東洋医学では、ちょうど体の変わり目の時期。年齢的にも体内の水分の巡りが悪くなってくるときなので、自律神経のバランスが崩れ、体温調節機能が鈍くなったり息苦しさや不眠、うつの症状などが出やすくなったりします。

なるべく体を冷やさない、冷えたら温める、ということを心掛けて過ごしてください。特に生理予定日の3日前からは、体を冷やす飲み物は控えるようにしましょう。

血行や水分の代謝を促す下半身の筋肉を鍛えることも大切。週に数回、ひと駅分を歩くだけでも違ってきます。

東洋医学では、冷えは万病のもと、と言われています。20代30代の体の冷えが蓄積し、更年期の症状が前倒しになることもありますから、体は一年を通じて冷やさないようにすることが大切です。 

夏の冷えの原因&予防法は?
女性は男性よりも体が冷えやすい。熱をつくり出す筋肉が少なく、一度冷えるとなかなか温まらない脂肪が多いからだ。また、長時間オフィスの椅子に座ったまま仕事をするなどして、体内の血液や水分の巡りが悪くなると、体の冷えやむくみを引き起こす原因に。