トマトの効果、効能🍅

緑黄色野菜は「栄養の宝庫」と言われますが、トマトも緑黄色野菜の1つです。
西洋のことわざには「トマトが赤くなれば、医者が青くなる」や、「トマトのある家には、骨病なし」といったものがあります。昔の人は、健康な生活にはトマトの効果がとても良いということを経験から知っていたのです。

トマトに含まれる栄養素

緑黄色野菜に含まれている赤色・黄色・オレンジ色などの色素成分を「カロテノイド」と呼びます。トマトやスイカに含まれる赤い色素成分である「リコピン」もカロテノイドの一種です。カロテノイドは、生活習慣病予防や老化抑制に働くことが知られていますが、その中でもリコピンは、とりわけ効果が高いと言われています。また、体にとって有害な酵素を取り除く抗酸化作用もあり、ガンのリスクを減らしたり、白内障の発祥を遅らせる働きがあります。

また、太陽の光をたくさん浴びて育ったトマトには、「ビタミンC」がたくさん詰まっています。その他にも「ビタミンA」、「ビタミンB」、「ビタミンE」、「カリウム」、「カルシウム」、「鉄」、「葉酸」、「食物繊維」、「クエン酸」と、たくさんの栄養素が含まれています。


世界がトマトに大注目!トマトの効果効能とは

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◯内側からコラーゲンを生成し、うれしい美肌効果

美容ビタミンの代表格「ビタミンC」はもちろん、コラーゲンの増加を促すリコピンが内側からも作用し、体内も見た目も若々しく保ちます。

◯シミや小ジワを防いでアンチエイジング

血行の流れをよくするビタミンAと、抗酸化作用があるリコピンが老化の原因となる活性酸素を取り除き、肌の老化を防ぎます。ビタミンAには、目を健康に保つ働きもあります。

◯脂肪の燃焼を促進し、肥満予防に糖尿病予防

脂肪の燃焼を促進する不飽和脂肪酸と、血糖値を下げるリコピンの働きで、脂肪が溜まりにくくなる体作りをサポートします。

◯腸内環境を改善し、血糖値の上昇をゆるやかに

食物繊維には、腸内細菌を増やし、腸のぜん動運動を促進する働きがあります。また、胃腸内をゆっくり移動するため、お腹がすきにくくなり、食べすぎ・血糖値の急激な上昇を防ぎます。

◯余分な塩分を排出し、むくみを防ぐ

トマトの栄養素の1つであるカリウムは、利尿作用を促し、日本人が摂取しがちな塩分を排出する作用があるため、むくみを防ぐ効果が期待できます。

◯疲労回復、運動のお供にも

トマトのゼリー状の部分に多く含まれるクエン酸には、疲労の原因となる乳酸の発生を抑える働きがあります。筋トレのお供にトマトジュースを飲めば、素早い筋肉ダメージの回復が見込めます。

◯二日酔いの予防・症状改善に

リコピンには、二日酔いの原因となるアセトアルデヒドの働きを抑える効果があるのと同時に、利尿作用や解毒作用があるため、お酒を飲む際はトマトジュースやトマト料理を上手に取り入れることをおすすめします。